2012年09月09日
いけばなを習いに行ってきました。
若い頃からやりたかったいけばな。
近所で気軽に行けるところをやっと見つけることができました。
先生はお友達です。
今回は菊をメインにした重陽(※)の節句のお花。
ヒオウギの実、吾亦紅(われもこう)、リンドウ、菊です。
余ったお花で小さい器にも生けます。
うまく言えませんが、終始胸躍るというか、花を生けながらも
「あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜、どうしよう〜〜楽しいわぁ〜〜〜〜〜〜〜〜」
という感情の海に浮かんで流されているような気分でした。
楽しい時間はあっという間に終わり、おいしいお茶とお菓子をいただいて、
早くも次回を心待ちにしております。
これまで菊ってあまり好きなほうではなかったけれど、久しぶりに見て
きちんと生けてみるとかわいいです。
教室で先生の手を借りて生けて満足したものを、一度ばらして家で生けなおす・・・。
これ、どういう気分かわかりますか?
美容室でうまくセットしてもらった髪型が翌日、自分では「昨日の今日なのに?!」
と思うほどうまくいかないようなもので(笑)
ちょっと切ない気持ちになりつつも、頼りない記憶を頼りに生けなおしました。
玄関と和室にいけばながあるというのはなんとなく、家の中にも自分にも張りが出て良いものです。
花器も貸し出ししてもらえるというのがこの先生の大きな魅力です。
T様、ありがとうございました。
※重陽とは、9月9日にあたり、菊に長寿を祈る日。
陽(奇数)が重なる日、そして奇数の中でも一番大きな数字という
意味で重陽といわれている。
日本では、奈良時代から宮中行事で菊を鑑賞する宴が行われている。