2012年09月27日
今の現場は古民家の改装をしているのですが、その屋根裏で御幣を発見。
この現場は天井撤去の上、小屋組現しにするので、棟木に釘付けされていた
この御幣はとりあえず地上に。
「昭和弐拾弐年」と書いてあるので、築65年ですか。
まだまだいけそうです。
これは1階の和室天井板を2階から見たところです。
真ん中に見える竹はイナゴと呼ばれる反り止めです。
あるいは板にきれいな反りが出る様にする為のものでしょうか。
昔は竿縁天井に無垢板を張る場合に用いましたが、
最近は合板が多くなって、めっきり使わなくなりました。
なぜか2本ほど抜けてました。
2階床からの振動のせいなのですかねえ。
ここでは昔(というほどでもありませんが)の人の「家」に対する思い入れを感じます。