週末は東京で働いていた頃の友人が夏休みを利用して遊びに来てくれていました。

あっという間に知り合って13年。
私は主婦に、彼女は仕事と旅とを繰り返す女性に。
疎遠になりそうな時期もあったけれど、別の友人の言葉を借りれば
「いろいろ変わって 変わらない関係」になったのを実感した今回。

違う立場にある友人と話すことをとっても楽しめた時間でした。

そんな私たちが大好きな場所、万博公園に行ってきました。

太陽の塔

晴天過ぎるのか、人は少なめ。
いつものことながら太陽の塔をバシャバシャとカメラに収め、暑さしのぎも兼ねて
初めて行った万博パビリオンは、入場料200円とは思えないほどの充実ぶりで、
感動の空間でした。
行ける方は是非行ってみてください。

いちばんのオススメは、スペースシアターホール
このパビリオンになっている、万博当時の「鉄鋼館」の目玉だったようです。
ガラス越しに見るだけで実際にホール内には入れませんが、円形の劇場に
なっていて、お芝居とかここで観たいなぁという感じ。
万博終了後40年間も閉鎖、未公開となっていたのはもったいなさすぎます。

展示スペース全体が赤を基調にしているのもとっても印象的。

万博パビリオン

「人類の進歩と調和」と聞くとマンガ「20世紀少年」を思い出してちょっと
コワさも感じますが、当時は本当に勢いがあったんだろうなーと自分が
生まれる前の日本のパワーを感じる空間でした。


自分に岡本太郎の小さな本を買いました。

そこから印象に残った言葉をひとつ。

「僕はどんなに苦しいときでも、
 苦しいような顔をしないから、
 自由気ままに生きているようにみられたね。
 ぼくはいままでどんなに
 苦しい状況のなかにあっても、
 にっこり笑って
 悲劇的でありたいと
 思っていたからね。」