2010年09月24日
今日は子供の幼稚園からのお勧めで子育ての講演会を聴きに行ってきた。
講師は大阪教育大学監事の野口克海先生。
校内暴力が全盛期のころに全国屈指の非行児の多い中学校で勤め、O157の食中毒の事件があったころには堺市教育委員会で教育長を務めていたという経歴の持ち主。
社会に出てからずっと子供(乳幼児から思春期が終わる年頃)にかかわってきたという先生のお話はとても説得力があり、笑いあり涙ありで集中力が途切れることなくあっという間の1時間半だった。
時々こうした講演に出かけると「安定根」「しつけ」「やってごらん」「自己肯定感」などなど子育てにおなじみの、でも、心がけたり忘れたりを繰り返している言葉を講師の先生からかみくだいたかたちで聞くことができ、自分の子育てを振り返ったり、気持ちがリセットできたりしてとてもありがたい。
それに加え新しい言葉をゲットして帰ってくる、こういう機会がときどきあることは子育ての励みになるもの。
今日の新しい言葉は、
居心地のいい家=話を聴いてもらえる家
子供の好きなことを応援する子育て〜第一希望がしっかりしていれば道は開ける〜
私も誰も皆、子供のころがあって今があるわけで、つながってるんだなぁ、といつも思う。自分が子供のころ、親のことなどなどぐるぐる思う。
先生は非行児と過ごした時間のことを振り返って「安定根がなくても、自己肯定感がなくても今からでも取り戻せます」と力強く言う。
人間てなかなか強いなーと思う。愛のシャワーがみそらしい。
今日はいい母さんでいられそうだ。餃子つくろ。